リュモーチナヤ番外編「シベリアからみた世界、あるいは日本」
ゲスト りかお(ノボシビルスク国立教育大学(ロシア連邦)日本語教師)、033C(モスクワの現代美術作家)
この社会情勢のなかで、届かず埋もれつつある声の現在を知る貴重な機会です。ぜひお越しください。
ロシアのノボシビルスクでのシベリア暮らし8年目を迎えたりかおさん。ロシア連邦各地で営まれているさまざまな少数民族、先住民族の文化や音楽を訪ねてきました。
遊牧や狩猟の暮らしを続けてきたシベリアや極東の諸民族は、日本人の祖の一つと言われることもあります。大地と交信する声や楽器の音が、私たちが失いつつある生命の豊かさを呼び起こします。
また、日本語を学ぶ学生との交流からみえる世界についても伺いたいと思います。
当日は、ロシアから来日中の現代美術家(033C)の映像作品と河崎のライブセッションも予定。
日時:8月4日(金)18:30~20:00
場所:Antenna Books & Cafe ココシバ
(川口市芝5-5-13 芝銀座通り商店街内 蕨駅東口下車6分)
費用:1,000円+1オーダー
プロフィール
りかお(土肥理香) 渋谷の国立総合児童センター「こどもの城」に長年勤務したあと、2015年からノボシビルスク国立教育大学(ロシア連邦)で日本語教師をしている。トゥバをはじめロシア(とくにシベリア)の民族音楽や文化全般に興味を持ち、フィールドワークを展開。趣味は音楽制作の場に関わること(民族音楽や実験音楽、即興演奏)、旅、先住(少数)民族文化、小さいコレクション(紙の地図、口琴、チェブラーシカ)。ロシア連邦内は、西はアルハンゲリスク、東はカムチャツカまで旅している。
河崎純
主に舞台作品の音楽監督、構成、委嘱作品の作曲。主催する音楽詩劇研究所では、ユーラシアンオペラの第三作目となる「A Night The Sky was Full of Crazy Stars」を作曲、演出。演劇・ダンス・音楽劇、実験的なパフォーマンスを中心にこれまで100作以上の舞台作品の音楽監督、作曲、演奏を手掛ける。歌、声の表現、朗読、演劇、コンテンポラリーダンス、伝統芸能の要素を用いた詩劇、音楽劇スタイルの舞台作品の作、構成、演出。2022年著書「ユーラシアの歌」(ぶなのもり)、韓国、ロシアの歌手を擁する二作の作曲作品CD「HOMELANDS」「STRANGELANDS」を発表。2023年、クルドの歌手を起用した新たな創作を開始。
日時:8月4日(金)18:30~20:00
場所:Antenna Books & Cafe ココシバ
費用:1,000円+1オーダー
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