河崎純作曲家コントラバス 奏者音楽詩劇研究所主宰)

【2022年11月25日発売】書籍ユーラシアの歌」原郷と異郷の旅 河崎純ぶなのもり

B5判並製384頁+索引64頁 (定価3,600円+税)

 

 作曲家でコントラバス奏者の著者が、ロシアやトルコを皮切りに、韓国、中央アジア、中東欧と、ユーラシア大陸を転々としながら音楽を創作していく過程を綴る。

 

各地のフォークロアや民謡、共演した現代アーチストの息吹に触れながら、個々に分断され閉塞する日本に生きる自らの死生観を問い直す、長い旅の記録である。

 

各地のアーチストの演奏や、著者が主宰する音楽詩劇研究所の「ユーラシアンオペラ」のシーンを、QRコードで多数収録(■こちらから関連する音楽・写真・動画もご覧いただけます。)。楽譜に載らない音や歌の数々を詳細な解説付きで体験できる一冊。

 

目次

 こちらよりご購入いただけます。

書評より

 

過去にも未来も超越したこの眼差しこそが100年後に"アート"と呼ばれる視線なのだ

(FUNI ラッパー/「「週刊 金曜日」書評欄)

 

この一書がそのままユーラシア文芸手引書なのだ

(Onnyk 音楽家批評家/ Jazz Tokyo

 

生まれてくる新しい祭りや遊びが、この世を生きていく力を与えてくれる 

加藤種男 クリエイティブ・ディレクター)

 

「音楽はもともと歌や踊りや芝居とともにあった。著者が広くユーラシアを旅してそれぞれの土地の様々なアーティストと協演するのは、音楽の本来の姿を取り戻す現場に立ち会うためである。そうして立ち上がった現代の音楽、新しい歌は、人々の死生観、信仰を反映した伝承音楽と深くかかわっている。生まれてくる新しい祭りや遊びが、この世を生きていく力を与えてくれる。

 有益で膨大な本書はその現場報告であり、ほどんど「西側」の視点しか持ち合わせない我々が、もっと広い音楽世界を垣間見る縁となる。本文とは別冊の64ページに及ぶインデックスも貴重である。」

 

この一書がそのままユーラシア文芸手引書なのだ 金野吉晃

 

「400ページにも亘り、しかも二段組みで、写真も満載だ。丁寧に各項目、人物などの索引までついている。なによりもこの本は、その厚みにもかかわらず、軽くて、持ちやすくて、文章が読みやすい。だが、内容の濃さといったらかなりのものだ。索引のおよそ1500以上の項目を読むだけで「ユーラシア音楽・文学・民俗事典」とでも言える程の。彼の探求に影響した書籍の紹介もあれば、自身の関わった表現者たちへの言及も、彼等の生い立ちから現在まで詳細に、数ページずつ割かれている。そこには生者も死者も含まれる。現在、ネット上にある関連情報はQRコードで読み取れるようになっている。この一書がそのままユーラシア文芸手引書なのだ。」


2022年4月発売CD Eurasian Poetic Dramaシリーズvol.1&2

ユーラシア大陸と日本のアーチストとのコラボレーション

 

「ユーラシアン・オペラ」とは、失われたグラン・レシ=大いなる物語の断章を拾い集める作業ではないのか。

とすればそれに接するものは、自分でその物語を想像することが許されるだろう。

河崎純は我が夢の導き手である

(JazzTokyo 2022年4月号 金野吉晃)

 

こちらでレビューお読みいただけます。

text by

横井一江齋藤金野吉晃


 アルバム詳細はこちらのページからより詳しくご覧いただけます。

ライナーノートより

・「HOMELANDS

・「STRANGELANDS


河崎純 feat.ジー・ミナ / HOMELANDS 

[EXJP024]
販売価格: 2,750 円 (税込)

 

購入(Bishop Records)および、ページ下部の送信フォームより

 

 第1弾は、韓国「正歌」のジー・ミナをヴォーカルに据え、説話や民謡を詩劇として現代に蘇らせる。アヴァンギャルドジャズ、古楽やクラシック、日本。韓国、カザフスタンの伝統音楽、タンゴ、の最前線の演奏家が多数参加。オルタナティブな音楽シーンを牽引する音楽家とのコラボレーションにより生まれた新たなフォークロア・ミュージック。


河崎純 feat.マリーヤ・コールニヴァ / STRANGELANDS 

[EXJP025]

販売価格: 2,750 円 (税込)

 

 購入(Bishop Records)および、ページ下部の送信フォームより

 

 第2弾は、多くの文化に何度も塗り替えされたロシア・バイカルの湖畔に育ったマリーヤ・コールニヴァをヴォーカルに据え、ユーラシアの詞華を現代化して再構成する。古楽やクラシック音楽の気鋭の奏者から組織された弦楽四重奏、日本の伝統音楽、タンゴ、ジャズの最前線の演奏家が多数参加。


音楽詩劇研究所 ユーラシアンオペラ 2022

 

A Night The Sky was Full of Crazy Stars

 

韓国  台湾  クルド  ロシア  日本… 多言語の歌声が響く開かれた広場へ

■終了した公演のパンフレット・記録写真などはこちら

■批評記事:text by 斎藤聡

 

  韓国から伝統音楽「正歌」の歌手ジー・ミナを招いて催す新作公演は、現在も韓国で愛される「春香伝」と、さまざまな詩をコラージュした詩劇の二部構成。「春香伝」の登場人物のまつろわぬ魂が、たった数行の詩を10分以上かけて歌う、彼女の静けき声に憑依する。

 

 本公演はコロナ禍の2020年、埼玉で着想された。今や新宿区を超え、在留外国籍者が最多の自治体である川口市や蕨市周辺に暮らす、とりわけトルコより移住するも難民認定されず、県外移動もままならないクルドの人々との交流の場となることを願って、架空の「広場」を想定する。それが新たな“ユーラシアンオペラ”が演じられる空間だ。

 

 クルド人が多く暮らすエリアで開催する埼玉公演では、不思議な重力感を表現する美術家の髙田純嗣の彫刻作品のある空間で、観客とともに本当の「広場」をつくり上げる。

 

ソリスト:ジー・ミナ(歌) エリ・リャオ(歌)

演奏:松本ちはや(マリンバ・打楽器) 熊坂路得子(アコーディオン) 

   任炅娥(チェロ) 小沢あき(ギター) 河崎純コントラバス)

スペシャルゲスト:Denge Jine Japan(歌・ダフ)*埼玉公演のみ

三浦宏予ダンス) 亞弥(舞踏) 吉松章(舞・謡) 坪井聡志(歌)

 

作曲・演出:河崎純

 

美術展示:髙田純嗣 映像:三行英登 サウンドデザイン:清水博志 

音楽監督:小沢あき テキスト協力:原牧生 舞台監督:加古貴之 

照明:宇野敦子 ステージコーディネート:白澤吉利 

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