【Japan-Taiwan Butoh Dance Exchange 】終了しました

さまざまな境界線を解き放つ自由な表現。胡嘉(フーチア)さんのストレートな言葉が胸に響きました。

 

歌手のエリ・リャオさんが、台北から台湾原住民言葉で歌った歌と夜の街の音風景を送ってくれ、前日に音源完成。本番では、「雨夜花」「我的思念」の2曲も演奏しました。

 

それを聴いていると、台湾に2年ほど出張していた父が帰ってきたときに、匂ってくる台湾の香りの記憶が蘇って、胸の中に膨らんできます。もう40も前のことですが。台湾には一度だけしか行ったことがないのに、感傷的なってしまいました。

 

大倉 摩矢子さんと胡嘉さんの絆から生まれたこの企画。さらに発展できると良いですね。

 

 

 

■Performance

2023年7月9日(日)

17:30open/18:00start

※終演後アフタートークあり

予約/3,500円 当日/4,000円  

学生/3,000円(要学生証呈示)

◎ご予約•お問い合わせ【Walks project】 

project.walks@gmail.com

[出演者]※出演順は当日発表

大倉 摩矢子 × 河崎 純(コントラバス)×辻 たくや

胡嘉 Hu Chia × 五十嵐あさか(チェロ)

南 阿豆 × 高原 朝彦(10弦ギター)

 

制作:Walks project

助成:

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]

 

胡嘉 Hu Chia

“フーチャ・シアター(滅劇場)”の芸術監督、台湾国際舞踏協会(社團法人台灣國際舞踏協會)及び台灣猴鶴雙形拳の3代目董事⻑。2008年フーチャ・シアター設立。現在に至るまで、台湾の現代舞踏の身体的美学と書道芸術を融合させた「舞踏-書道芸術」の発展に寄与。この統合された芸術形式を通して、台湾の現代書道と現代美学における、深い禅の精神の共時性を表現する。またフーチャ・シアターの公演は、視覚芸術と舞台芸術の学際的な営みに書道を応用していることが特徴であり、台湾の猴鶴雙形拳の抑制のきいた穏やかな精神を人と環境からなる芸術空間に融合している。

https://huchia.com/

 

 

Japan-Taiwan Butoh Dance Exchangeの前半は、

 

辻たくや+大倉摩矢子+コントラバスの河崎純による30分のパフォーマンス。

コントラバスが奏でる「雨夜花」の極めて現代的なヴァージョンに続いて、ダンサーとは切っても切り離せない心のこもったヴァリエーションがいくつも続き、最後は台湾のストリートノイズと原住民のチャントの音が、すべて混ざり合ってはまた微妙に分離していく!私はあまりに感動したので、この夜の観客の中には、この高水準の舞踏パフォーマンスを楽しんだ台湾の観客が他にもいたのではないかと思った。 (文化部、国家芸術委員会)

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