詩人の菅啓次郎さんとのトーク

<音楽詩劇研究所 トランスステップロード・プロジェクト関連企画>

 

詩人の菅啓次郎さんとのトーク&上映終了しました。たくさんの創作への視点をいただきました。

 

菅さんがこんなふうにレポートしてくださいました。ありがとうございます。

 

「河崎純さんのContinental Isolation、驚くべき作品でした。構想もすごいし、4人のゲスト歌手をはじめ、出演者のみなさんのパフォーマンスもすごい。写真は上映後の対談のようす。話はイスタンブル、アニミズム、ルクレジオをめぐって1時間弱。」

 

東方声聞録プレイベント「Continental Isolation」上映会 では、詩人・比較文学研究者の管啓次郎さんをゲストにお招きし、映像を見ながらいろんなお話をうかがっていきたいと思います。

 

管さんの著書「オムニフォン―“世界の響き”の詩学」には「オムニフォンとは、あらゆる言語が同時に響きわたる時空間を受感し、想像し、そして生きること。経験、歴史、表現、翻訳、クレオル―、世界=言語がはらむあらゆる関係をオムニフォンとして読み換え、21世紀の世界像を問う」とあります。

 

400人を超える来場者が訪れたこのユーラシアンオペラへの直感や感想は、それぞれの視点によって記事やSNS等で多様な言葉で語られました。もう一度、そのシーンを映像で振り返り、現代を生きるユーラシアの精霊とは何か、その声とは何か、管啓次郎氏と、音楽詩劇研究所の主宰である音楽家河崎純と共にその水脈を探してみましょう。

◆日時

5/29(水)@清澄白河 Chaabee

 

18:00オープン◆参加費

1500円+1ドリンク

 

 

◇ゲスト 管啓次郎 氏

明治大学理工学部教授(批評理論研究室)、理工学研究科総合芸術系PAC(場所、芸術、意識)プログラム教授。主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)、『本は読めないものだから心配するな』『ストレンジオグラフィ』(いずれも左右社)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、小池桂一との共著『野生哲学』(講談社現代新書)、『The Dog Book』(NOHARA)などがあります。詩集「Agend'Ars」4部作は『時制論』をもって完結(左右社)。祖父江慎装幀による第5詩集『数と夕方』は2017年12月に発売されました。

Mon pays natal

 

メモ: * は入力必須項目です