文化人類学者のキム・セッピョルさんと美術家の鄭梨愛さんによる「홀 Hole」が、12/19の韓国国際民族誌映画祭(2025 제7회 KIEFF/ソウル)で上映されます。音楽を担当しました。
微力ながらも制作に関わらせていただき、とても感謝しています。
移民一世である母方の祖父を出発点に、生と死を探究してきた鄭梨愛さんと、喪輿(サンヨ)および喪輿小屋の保存運動を中心にフィールドワークを行ってきたキム・セッピョルさんが、ともにフィールドワークをおこないながら制作された映像作品です。
梨愛さんには、私の著書の表紙に作品をお借りしたり、昨年の音楽詩劇研究所ユーラシアンオペラ「黒潮の子」で舞台美術も担当してくれました。こうして新たにコラボレーションできたことがとても嬉しいです。
監督|鄭梨愛、キム・セッピョル
2025年|25分|日本|カラー|翻訳:チョン・ウンギ
植民地支配と分断を経験した在日一世の死。
死が生み出した空洞(ホール)と、そこに残された人びとの声に耳を傾ける。
ディアスポラの死から始まった思索は、喪輿の音と出会い、やがて哀悼と記憶の普遍性へと広がっていく。
鄭梨愛は、在日朝鮮人四世の美術家。家族の歴史やアイデンティティと向き合う絵画、映像、インスタレーションなど多様な制作活動を続けている。本作は、死と葬礼を研究する文化人類学者キム・セッピョルとの共同制作である。
홀 Hole 감독 | 정리애, 김샛별 2025 | 25분 | 일본 | Color | 번역: 전은기
식민과 분단을 경험한 자이니치(在日) 1세의 죽음. 죽음이 만든 공동(空洞)과 남아 있는 존재들의 목소리에 귀를 기울인다. 디아스포라의 죽음에서 시작된 사유는 상여(喪輿) 소리와 만나자, 애도와 기억의 보편성으로 확장된다. -감독: 정리애는 재일조선인 4세 미술가로 가족의 역사와 정체성을 마주하는 회화, 영상, 설치미술 등 다양한 작업을 지속하고 있으며, 이 작품은 죽음과 장례를 연구하는 문화인류학자 김샛별과 공동으로 제작했다.
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