書籍「ユーラシアの歌」(発売2022年11月)

「ユーラシアの歌

原郷と異郷の旅」河崎純 著

B5判並製384頁+索引64頁 定価3,600円+税
出版:ぶなのもり

 

 

長年、書きためた文章の一部がようやく出版されます!1300項目以上の索引用語集をつけました。ブックカヴァーのデザインは三行英登さん、作品素材を提供くださったのは、美術家の鄭梨愛さんです。有り難うございました。

 

作曲家でコントラバス奏者の著者が、ロシアやトルコを皮切りに、韓国、中央アジア、中東欧と、ユーラシア大陸を転々としながら音楽を創作していく過程を綴る。各地のフォークロアや民謡、共演した現代アーチストの息吹に触れながら、個々に分断され閉塞する日本に生きる自らの死生観を問い直す、長い旅の記録である。各地のアーチストの演奏や、著者が主宰する音楽詩劇研究所の「ユーラシアンオペラ」のシーンを、QRコードで多数収録(■こちらから関連する音楽・写真・動画もご覧いただけます。)。楽譜に載らない音や歌の数々を詳細な解説付きで体験できる一冊。

 

 

 目次

 こちらよりご購入いただけます。

 

書評より

 

河崎の旅はユーラシア各地の巫を求め歩く旅であるともいえる。

 

生まれてくる新しい祭りや遊びが、この世を生きていく力を与えてくれる 加藤種男(クリエイティブ・ディレクター)

 

 

この一書がそのままユーラシア文芸手引書なのだ 金野吉晃(音楽家/批評家)

 

「400ページにも亘り、しかも二段組みで、写真も満載だ。丁寧に各項目、人物などの索引までついている。なによりもこの本は、その厚みにもかかわらず、軽くて、持ちやすくて、文章が読みやすい。だが、内容の濃さといったらかなりのものだ。索引のおよそ1500以上の項目を読むだけで「ユーラシア音楽・文学・民俗事典」とでも言える程の。彼の探求に影響した書籍の紹介もあれば、自身の関わった表現者たちへの言及も、彼等の生い立ちから現在まで詳細に、数ページずつ割かれている。そこには生者も死者も含まれる。現在、ネット上にある関連情報はQRコードで読み取れるようになっている。この一書がそのままユーラシア文芸手引書なのだ。」

 

ユーラシアの歌

3,960 円(税込)

 

著者:河崎純

判型:B5判並製384頁+索引64頁

 

 

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